当然ながら、この国で日本のラグビーテストマッチを見ることはできないので、まさか見れるとはと思っていたけど・・・。ラグビーが盛んなこの国では、衛星(SKY)でラグビーチャンネルがあって、友達が何日か遅れで録画してくれたのだ。
TONGAとのテストマッチの日からすべてのスポーツニュースのWEBを見ることを封印しそれはもうフラストレーションのたまるものだった。すべてはこのTONGA戦を新鮮に見るため・・・。
長い間この国にいて日本の代表を見ていなかったのであまり代表になじみがない・・・。
そう意味では前半の戦いはずいぶん勇気付けられた。TONGAはFIJI,SAMOAなどの、PACIFIC ISLANDに属して、世界でもここNZ、OZ, SOUTH AFIRICA、EUROPEの上位国に次ぐ実力をもち、ヨーロッパなどでも多くの選手がクラブチームで活躍している。
そういうチーム相手に前半を13-15で折り返したのは、日本の進化を期待させるものだったし。SKYの解説者も日本の10番をとても評価していた。序盤で大畑君がいなくなったのか?ピッチの外で足を引きずっていた。(英語解説を聞きもらした。)
ただハーフタイムで前半の対策を練ってきたようで、後半一気に突き放した。日本もパワーに押し捲られ、あっという間にTRYを奪われた後は集中力が切れた感じで、あっという間の大差となってしまう。後半15分でおおよそ大勢は決した。
ただこれは実力差があるチームが戦うとよくあることで、ALL BLACKSとTONGAが試合があり、前半は何とか接戦に持ち込んでも一気に差が広がってしまうことがよくある。集中力が体力を奪って一気に差が出てしまう。
この試合を見て思ったのは、日本には得点差以上にPANTの落球。パスの落球など不用意なミスが多数あり、それがことごとく失点につながった。後半はミスによる失点に思われる。それが無くてもダブルスコアは免れないが・・・。
前半終わりごろのように相手陣地でゆっくりとボールを動かし、相手のファールを誘ってペナルティーを誘い、優秀なキッカーで着実に得点する。試合をロースコアに持っていくのも一つの作戦だ。そのためにつまらない凡ミスは許されないんだが・・・。そうすれば2トライ差くらいにまで持っていけたかもしれない。
次試合を期待している。ここの能力は決して悪くないし、うちには正確なキックという決定力を持っているんだから。
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