New Zealandの代表的山の一つあげるとすれば、最高峰のMT.COOKです。標高は3754mと日本の富士山とほぼ同じ高さです。1991年12月に山頂付近で大規模の地すべりがあり、山頂が崩落してしまったのですが、以前は3964mあったそうです。標高の割には、登山にはとても技術が必要ならしく過去に事故が何度も起こっているそうです。
そんな前置きはさておき、今回はこちらの方にバスで一人旅に行ってきました。片道3時間くらい、こんなのんびりしたことをするのはとても久しぶりです。NZに着て8年になりますが、この場所にはいけていませんでした。それは、この山を見るためにクイーンズタウンからクライストチャーチのメインルートより片道40分の1本道を行かなければならず、同じ道を戻ってくるのがとてもつまらないと思ったからでした。そしてこのメインルートからもマウントクックは見えるので「わざわざ行くこともないか。」という感じで行かないようになっていたのです。
でも今回知り合いのご好意で招待していただいたので、日帰りではありますが行って見ようかということに成りました。
初めて乗ったバス。ダブルデッカーです。最近のバスはこんなんなんや。と思いながら、出発しました。たまたま、どうバスには日本人のツアガイドが乗っていたんですが、今回行きには私以外の日本人が乗り合わせていないので、適当に世間話など話していました。最初に留まったLINDIS PASS(峠。標高970m)には、2日前にどっさり降った雪が貯まってもうすっかり雪景色でした。天気もどんよりとしており、ちょっとこれから先が心配です。「山の天気は変わりやすい。」という言葉と、「なかなかこの時期すっきりと晴れることはないようなので。」という残念な予測もありまして・・・。
その後、OMARAMAという最初の町に留まりました。OMARAMAは現地の言葉では月明かりで明るいという意味だそうです。カフェで軽くブランチを取りました。トマトスープとパン。それから、ブルーベリーのマフィンを食べました。スープはまあまあおいしく、マフィンは少し甘かったなあ。
休憩の後、バスは再び発車して一路 MT.COOK にむかいます。心配された天気ですが、徐々に晴れてきたみたいです。
途中、同地の遊覧飛行ができる小さなセスナ機の空港がありました。何でも遊覧後同地にある氷河の上に着陸ができるそうで、その氷河でお散歩などもできるみたいです。私は今回、時間的にも予算的にも持ち合わせていないので今回は遠慮させていただきましたが、日本からのお越しの際は是非トライしてみてください。
そしてバスは終着地の現地ホテルにつき、そこで2時間ほどの休憩になります。私はホテルのカフェで、ガイドブックを見ながら、チョコデニッシュとホットチョコレートを飲みました。このホテルはすべてのガイドブック、看板、フロントスタッフに日本語と日本人がいて、英語が全く話せなくてもいけそうです。少し優遇されすぎていて残念ですが・・・。看板などに日本語が書かれてあるとなんか外国らしくないと思うのは個人的な意見でしょうか・・・。日本人の観光客がとても多いので優遇されているとの事です。スタッフの宿舎も日本人スタッフの方のものが優れていると現地の人がぼやいていたのを何年か前に聞いたことがあります。
まあそんなことはさておき、今回の2時間が私の持ち時間で、MT.COOKでの滞在時間となります。ガイドブックを見ながら、近くを散策をしてみることにしました。先ほどのホットチョコレートはお変わり自由なのでテイクアウェー用の紙コップにいっぱいにして出かけようとおもいます。
つづく・・・。
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