明日、車の車検のためにダニーデンに行くのでちょっとこの街のことについて書いてみようと思います。ここクロムウェルから220キロ車で3時間ちょっとの行程です。
スコットランド情緒が漂う町
国内でも異色な町並みを持つダニーデンは、開拓当時からスコットランド人によって造られました。この地の地形や自然がスコットランドを思い出させることからも、ダニーデンはまさしく「南のエジンバラ」と呼ばれるにふさわしい町といえるでしょう。実はダニーデンという名前は古いゲール語で「エジンバラ」を意味するそうです。そんなことからもこの町を造った人たちの思いが伝わってくるようです。
現在、スコットランドの気質はこの町の文化(建築物)ファースト教会(上写真右)、ダニーデン駅(下写真左)などに表れています。
これらの建築物に代表される白い石はオマルという街から運ばれてきたホワイトストーンという良質の石によって作られています。
人口約12万人。南島で2番目に大きなこの町に私は約2年半住んでいました。 街の人口の割りに日本人が少なく、ニュージーランド最初の国立大学オタゴ大学の学生の町という雰囲気があります。語学学校はオタゴ大学付属のランゲージスクールのほか、プライベートで3つくらいはあり、どの学校も大学に入学するために勉強する外国人が多いので、オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンの語学学校とは違い、ちゃんと英語の勉強をしようという真摯な雰囲気の語学学校が多いです。オタゴ大学に留学したい人は付属の語学学校をおすすめしますが、一般英語を習うならプライベートの学校をおすすめします。1クラス5人くらいで、テキスト通りにするだけでなく、とてもユニークな授業をしているところもあります。そして、本人の積極性しだいでは世界中の比較的若い人たちと知り合うことがけきるはずです。そして日本人が日本国内にあるさまざまな外国人に対する偏見もこういったところで接すれば、かなり見方も変ってくるかと思います。
ちょっと話がそれましたが、この街、もし訪れる場合1日限りではその良さを堪能できないかと思います。3、4日かけて回りたいものです。
1日目は町中心部、歴史建造物(ダニーデン駅、ファーストチャーチ、オクタゴン(上部写真中央周辺))などの散策。
2日目オタゴ大学、メイン校舎は写真に撮る価値があるほど、クラッシックできれいです。
そして、学校の図書館などは学生、非学生にかかわらず入ることができるので、好きな本を一冊持って入り、学生になった気分で本を読むのもいいでしょう。あと、学生のためあまりに近代化された施設には驚きます。学生が自由に使えるコンピューターはもちろんのこと。集中したい人のための個室のようなもの、グループで勉強したい人の部屋などもあります。そして、勉強をしている人たちの中では自分も勉強をしないという気になりますね。
午後には、少し足を伸ばしてギネスブックにも載っている、世界一急な坂道ボールドウィンストリート(写真中)に行ってみてもいいかと。どれくらい急かはいまいち伝わらなさそうですが、坂に沿って立てられた家の底の部分は地面に対して平行のはずなのでそのあたりと坂を比べてみれば分かると思います。
3日目街郊外のペニンシュラ半島にある自然の宝庫。ペンギンやアルバトロスコロニーなどの見物など。
半島などについての紹介はまた後日にしようかと思います。
そういうわけですが、ここダニーデンに私は自分の車の車検を受けに行きます。この国では、日本と異なり半年に1回車検を受けなければなりません。多くの車は製造から15年以上たった車がいます。私の車も1994年式ですが、この国ではごく普通です。以前持っていた車は85年式でした。
車検は平均で45NZドルから50NZドル(3000から3500円くらい)で、車検の期間を短くして小まめに修理する。修理工場もたくさんの中古のパーツを持っていてそういったところで直します。1回の修理費が車検費用もあわせて200NZドル(15000円)以下で済めばラッキーでしょうか・・・。
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