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BE FREE LIKE A BIRD in NEW ZEALAND

2001年3月にワーキングホリデーでニュージーランド(New Zealand)に入国以来、現在までニュージーランド生活を続けています。ニュージーランド生活や近況報告、地域の紹介、スポーツ。新しいことへのチャレンジなどを中心に、料理や趣味の家庭菜園、ワインテイスティングなどの紹介も書いています。私をご存知の方、記入コメントはくれぐれもANT宛でお願いします。また最初の記事の上部の写真はニュージーランド南島中南部テカポにある「善き羊飼いの教会」 です。
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二年ぶりの極寒です。

北半球が夏に近づくということは、南半球は真冬です。北欧ほどではないでしょうが、ここNZも南島、とくにその南部は寒くなります。

面白い写真を一枚。(全然面白くないけど・・・。)



去年が比較的暖かかったので、寒さが骨にしみます。

今週に入り、朝7時の段階で、室温が0.6℃など1度以下(ヒーター点火前)2度以下になることが4度。今朝は休みだったので9時半起きだったため温度は分かりませんが、9時半現在2.9度なのでたぶん初の室内氷点下の可能性が大。

今日室温が5℃あれば、「結構普通。」っていっています。室温が5℃あれば幸運にも、車の窓ガラスが凍ってないということです。

さて今日はまわりを見回すと室内にあるオリーブオイルがこの通りでした。もともと一般のオイルより不純物が多いので凝固点は高いんですがそれでもすごいです。

最近は日中も最高気温が4℃程度しか上がらず一日中道路は凍っています。ということはもちろん外は-5℃前後の気温であるということです。

あまり仕事のことは書かないんですが、ハーブ農園の地味な仕事をひとつ・・・。

こういう日が続くと、ハーブ農園の屋外の給水パイプが凍ってしまいます。完全に凍ってしまうとビニルハウス内の給水タンクに水がバックアップされなくなります。そして、あろうことかビニルハウス内の水生栽培の水路が野菜の根っこ付近で凍り始め、その氷がダムになり水を遮断するのです。遮断された水がその場であふれ、水が地面に流れ出しては、給水タンクに水が帰ってこないことになります。そうして、新しい水は凍ったたため供給されないし、巡回する水はあふれて地面に流れて全量帰ってこない・・・。そしてタンク内の水量が下がっていきます。ポンプが空になるとポンプなどが水を吸えずダメージを受ける。そして壊れる。などといったトラブル。水が植物に供給されなくなり、ハーブが死ぬといったようなトラブルへ発展していきます。

昨日は針金を使って地味に氷の壁を壊す。必要ならバケツでタンクに水を入れる。お湯を鍋に沸かして、パイプにかけパイプを溶かすといった作業が延々と繰り返されました。

さらにパイプが凍りそれが融解する際、氷が膨張してから解けるためパイプそのものが破裂する可能性があります。特にジョイントやタップ(蛇口)コックなどは弱いので破裂すれば、水が溶けた際、水が噴水の如く飛び散ります。

機能はそれも一箇所あって、幸い破裂ではなく抜けてしまっただけでした。そんな作業を延々としています。

寒い日が連続で三日以上続かないことを祈るのみです。パイプ内の水は流れがあっても少しずつ凍っていくからです。

ボスはイングランドに休暇中なので、休日でも、毎日2度見回りに行っています。氷が溶け出す午後にすべてが分かるのです。そして日没までに修復しないと暗くて見えません。見回り・修復は給料の対象外です。これが農業系の仕事のつらいことです。私で解決できなければ、上司を呼んで、一緒に修復します。(もちろん彼も無給です)生き物を相手にしてるのでお金では割り切れないことなのです。まあ”貸し”ということですか・・・。後日ホリデーをもらうため、あるいは後日給料アップの対象となるトピックというところでしょうか・・・。

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お世話になったシソさん

久しぶりに写真のない地味な更新です・・・。

去年から始めた趣味の家庭菜園のうち、赤シソの種を回収しました。
種はすでに3年前のもので、合計3回50粒は撒いた青シソは全滅。
同じく 50粒植えた赤シソのうち発芽した5粒です。

結局2、3回ほど、サラダ、寿司などの食卓に上がったのみでしたが、この5株から取れた種(200粒くらい)でさぞかし強い遺伝子と思うので来年はここからまた第二世代として育てていこうかと思います。

ちなみにシソを作ったプランターは捨てずに置いておこうかと。多分来年あたり落下したシソの種が自然発芽すると思われるので。

今年の10月あたりに、種まきでしょうか・・・。

ただ問題は、趣味だった家庭菜園ですが、いまやハーブ農園で本職となっています。ですんで、来年は規模を縮小していこうかと・・・。

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Apple Crumble

突然ですが、リンゴを丸かじりで毎日バリバリ食べる習慣って日本人にはないと思うんですよね。

ここNZは、リンゴが手ごろな大きさで丸かじりもしやすいのですが、それでも毎日は食べないのでやはりデザートにしないと・・・。

イギリス・OZそしてNEW ZEALANDの伝統的な家庭でできる簡単なデザートしてアップルクランブル(APPLE CRUMBLE)があります。

今回ミディアムサイズのリンゴを8人前作りました。



最初にクランブルを作りにします。先にリンゴを切ってしまうと、クランブルを作り終わったころにはリンゴが茶色に変色してしまいます。

小麦粉、ROLLED OATS、砂糖、シナモンを合わせて、それに常温にやわらかくしたバターをあわせてでもみほぐしてクランブル状(パン粉のような状態)にします。

リンゴをの皮を剥き、1.5cm角にきり、砂糖(黒砂糖可)、レーズン(サルタナ可)シナモンを混ぜます。



いいトレーがなかったのでトレーにアルミホイルでかさ上げしました。深さが3cmくらいしかなく、たぶんリンゴにオーブンで調理されると水分が出てかさが減るので、トレーよりも高く作りたかったのです。5cmくらい高さを出して1.5cmくらい高さが下がると読んで作っています。

リンゴのミックスをトレーに均一にしき、やんわり押さえます。押さえが甘いと、空洞になり、さらにクランブルが沈下する原因となります。そのうえに、最初に作ったクランブルを均一にしきます。この際のクランブルは、押えて作ればトップのクランブはクッキー状になるし、やわらかく作ればやわらかめに仕上がります。
オーブンで中心に火が通るまで焼きます。オーブンの温度が高すぎると表面が焦げてしまうので160から170度で焼いてみました。

結果。やはり少し表面がやや焦げて見栄えはよくないけどギリギリOKでしょうか。

小さいグラタン皿やココットに人数分作ってそのままサーブすることもできます。

暖かいデザートなので、生クリームとバニラアイスクリームを添えて食べるとおいしいと思います。電子レンジで温めることが可能です。

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Mount Cook (2)

すっかり更新が遅れてしまいました。つづきです。

軽いランチの間、2時間という限られた時間でどこをぶらぶらしようかと、ガイドを見るとホテルの裏口から遊歩道があり、30分のウォーキングでLOOKOUT(展望台)があるとの事でそこに行ってみることにしました。




遊歩道の看板。前回の記事にも書きましたが、どうも日本語で書いているのが臨場感をなくすというかちょっと凹みます。

HOTELからみえるMT.COOK(写真上)もそれはきれいなのですが、やはり展望台から見るMT.COOKも是非見てみたいと思い、登っていきました。ブッシュの中のジグザグの山道ですが、そんなに足場も悪くなく、急すぎず、
まあまあの傾斜でリズムよく登っていきました。途中に道が二つに分かれ、ひとつは山中の貯水タンクへと、もうひとつは展望台へと分かれていて、まずは、貯水タンクの方に行ってみました。あまり人が歩いていないみたいで道は少し悪かったですが、5分ほどでタンクに。内部は立ち入り禁止なので、外からですが、そこから眼下に広がるMT.COOKの街を見下ろしてみました。(写真中段左)天気がよく、空気も澄んでいたためにこれまでになく景色が良かったです。加えて2日前に雪も降ったので山頂付近には雪を頂きさらに景色が良かったです。

ここでは、写真には写せなかったものの、野うさぎと、イタチに遭遇しなんか来た甲斐もあったというものです。デジカメがもっと高性能だと写真も取れたのですが・・・。


先ほどに道に戻り、一路展望台を目指します。が、ものの5分で目的地についてしまいました。なんと2メートル四方のスペースにベンチがおいてあるだけです。ホントにここなのかと思うほどでした。でもそこに座って振り返るとその意味が分かります。とてもいい景色が眼下に広がりました。(写真中段右)しばらくここでホテルより持ち出してきたホットチョコレートを飲み長柄まったりしていました。すると左の方に何か獣道らしきものがあり辿ってみることにしました。昔からこういうものに興味を見せる人間です。
歩くことさらに5分。少し上が広がりました。そこから見たのが最後の写真です。今日一番の写真となりました。もっと行ってみたかったのですが時間に限りもあるので引き返すことにしました。

短い間ですがいい一人旅になりました。

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MOUNT COOK(1)

New Zealandの代表的山の一つあげるとすれば、最高峰のMT.COOKです。標高は3754mと日本の富士山とほぼ同じ高さです。1991年12月に山頂付近で大規模の地すべりがあり、山頂が崩落してしまったのですが、以前は3964mあったそうです。標高の割には、登山にはとても技術が必要ならしく過去に事故が何度も起こっているそうです。

そんな前置きはさておき、今回はこちらの方にバスで一人旅に行ってきました。片道3時間くらい、こんなのんびりしたことをするのはとても久しぶりです。NZに着て8年になりますが、この場所にはいけていませんでした。それは、この山を見るためにクイーンズタウンからクライストチャーチのメインルートより片道40分の1本道を行かなければならず、同じ道を戻ってくるのがとてもつまらないと思ったからでした。そしてこのメインルートからもマウントクックは見えるので「わざわざ行くこともないか。」という感じで行かないようになっていたのです。

でも今回知り合いのご好意で招待していただいたので、日帰りではありますが行って見ようかということに成りました。



初めて乗ったバス。ダブルデッカーです。最近のバスはこんなんなんや。と思いながら、出発しました。たまたま、どうバスには日本人のツアガイドが乗っていたんですが、今回行きには私以外の日本人が乗り合わせていないので、適当に世間話など話していました。最初に留まったLINDIS PASS(峠。標高970m)には、2日前にどっさり降った雪が貯まってもうすっかり雪景色でした。天気もどんよりとしており、ちょっとこれから先が心配です。「山の天気は変わりやすい。」という言葉と、「なかなかこの時期すっきりと晴れることはないようなので。」という残念な予測もありまして・・・。

その後、OMARAMAという最初の町に留まりました。OMARAMAは現地の言葉では月明かりで明るいという意味だそうです。カフェで軽くブランチを取りました。トマトスープとパン。それから、ブルーベリーのマフィンを食べました。スープはまあまあおいしく、マフィンは少し甘かったなあ。



休憩の後、バスは再び発車して一路 MT.COOK にむかいます。心配された天気ですが、徐々に晴れてきたみたいです。
途中、同地の遊覧飛行ができる小さなセスナ機の空港がありました。何でも遊覧後同地にある氷河の上に着陸ができるそうで、その氷河でお散歩などもできるみたいです。私は今回、時間的にも予算的にも持ち合わせていないので今回は遠慮させていただきましたが、日本からのお越しの際は是非トライしてみてください。

そしてバスは終着地の現地ホテルにつき、そこで2時間ほどの休憩になります。私はホテルのカフェで、ガイドブックを見ながら、チョコデニッシュとホットチョコレートを飲みました。このホテルはすべてのガイドブック、看板、フロントスタッフに日本語と日本人がいて、英語が全く話せなくてもいけそうです。少し優遇されすぎていて残念ですが・・・。看板などに日本語が書かれてあるとなんか外国らしくないと思うのは個人的な意見でしょうか・・・。日本人の観光客がとても多いので優遇されているとの事です。スタッフの宿舎も日本人スタッフの方のものが優れていると現地の人がぼやいていたのを何年か前に聞いたことがあります。

まあそんなことはさておき、今回の2時間が私の持ち時間で、MT.COOKでの滞在時間となります。ガイドブックを見ながら、近くを散策をしてみることにしました。先ほどのホットチョコレートはお変わり自由なのでテイクアウェー用の紙コップにいっぱいにして出かけようとおもいます。

つづく・・・。

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Arrowtown (1)

先日行ったクイーンズタウンの帰りに、アロータウンという町に寄り道してきました。
私の住む町とクイーンズタウンの中間に位置するこの町は100年以上前はゴールドラッシュに沸いた砂金取りの町です。町外れには中国系の移民が黄金探しのために滞在したバンガロー(掘っ立て小屋)今も残っています。めんどくさかったので次回に撮影してきますが・・・。



日本と違い秋は紅葉というものではなく、黄葉途言うイメージだというのは以前の記事で書いたこともあります。この街は4月の秋口には町全体が黄色にそまるほどきれいな黄金色にそまります。



街は500メートルくらいのメインストリートが立った一本。その両脇に昔ながらの街並みが残っています。
たまたま、当地は秋祭りが開催されており、ローカルバンドなどがストリートパフォーマンスをしていました。



この町の入り口にあるベーカリーのミートパイはおいしいので有名で、8年前から、いつもここに来たときは小腹をすかせて立ち寄っています。ここのパイをほおばりながら裏手を流れるアローリバー(川)の川原で小休止もなかなかのものです。

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プロフィール

HN:
ANT
性別:
男性
職業:
専門職
趣味:
スポーツ観戦、音楽、ハーブ栽培、ワインティスティング、料理
自己紹介:
NEW ZEALANDに約10年住んでいます。
シェフとしてこの国に働き、
2006年3月には永住権を取得。
2007年ポリテクニック(専門学校)NZ CHEFコース入学。
2008年に卒業。日本とNZ両方のシェフに。
2009年シェフをお休みして、ハーブ農場に転職。
2010年身辺整理などもかねて5ヶ月日本に帰国。
2011年ダニーデンに戻ってシェフとして復帰する
念願のマイホームを手に入れる

自宅でハーブの栽培にチャレンジしています。毎年、バジルと水菜、紫蘇、タイム、ニラ、三つ葉などをプランター栽培しています。

休日にはワインテイスティングに行くのが楽しみです。

レストラン、ハーブを理解した後は、ワインのことについて働きつつ学びたいと思っています。

身長180CM 体重67kg 

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